もの忘れ外来 ものわすれがいらい

こんな「もの忘れ」の症状でお悩みではありませんか?
    ・最近、ちょっと前のことが思い出せなくなった
    ・日付、曜日がわかりにくい
    ・なんとなく元気がなく、気分が落ち込む
    ・新しいことに取り組む意欲がない
    ・今しようとしていることを忘れる
    ・知っている人の名前を思い出せない   等
 
このような症状がご本人、またはご家族にみられる場合は、ご相談ください。

認知症が心配な方・お困りの方に行なうのは、医師によるカウンセリングや診察・薬等の治療だけではありません。当院では、介護方法や福祉の利用などについてもアドバイスをしております。
 
認知症は「早期診断・治療」で進行を遅らせることや、改善する場合があります。
何か少しでも思い当たりがありましたら、お早めにご相談下さい。

検査

・長谷川式認知症スケール
・頭部CT検査
・心電図、採血
 
現在、認知症は症状の進行を一定期間防ぐ薬はあるものの、根本的な治療薬は未だ開発中です。大切なのは発症後の治療ではなく、 発症前の予防です。
まずは早期に検査し、状態を確認することが大切です。

認知症によるもの忘れと、加齢によるもの忘れは違います。
高齢になると脳の機能が衰え、誰にでももの忘れが見られるようになります。
歳をとると、蓄えた記憶を再生する機能の衰えにより、覚えていたことを思い出すまでに時間がかかってしまいます。誰にでも起きる老化によるもの忘れなのです。
 
認知症の場合は、物事を記憶する機能が障害されます。
認知症は早期発見が重要です。早めに診断されて治療を始めれば、進行を遅らせたり、日常生活の工夫で改善できることもあるからです。
もの忘れだけが認知症の兆候ではありませんが、少しでも疑われるときには、早めに受診して検査を受けられることをお勧めいたします。